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4回を無失点と好投したバッカーズ先発・森下投手

SPIRITS先発・廣部は粘りのピッチングも3回に2点を失う

3回裏、4番・森下の左翼線への2点タイムリーでバッカーズ先制

5回表、1番・梅田の二ゴロの間に1人還ってSPIRITS意地の反撃に出る

替わり鼻に1点を失ったバッカーズ2番手・泉森一投手だったが、最終回は3三振で締めた


2008年、2009年と立て続けにドーム決勝に進出するも、いずれも優勝を逃したバッカーズと、メジャー初挑戦からいきなりドームまで駆け上がったSPIRITSが京セラドームで激突。

試合はバッカーズが主砲・森下の2点タイムリーで先制すると、SPIRITSが相手の継投を突いて意地で1点を返すなど白熱の接戦となったが、見事1点差を逃げ切ったバッカーズが、遂に三度目の決勝挑戦で初となる悲願の初優勝を手中に収めた。





1回 表: バッカーズ先発は勿論エース森下。SPIRITS1番・梅田左フライ。2番・黒川が死球で出塁。3番・平井は遊ゴロ、併殺崩れで一塁セーフ。二死一塁から4番・藪内浩は二ゴロ。森下ランナー出すも上々の立ち上がり。
裏: SPIRITS先発は美しいサイドスローの廣部。1番・岡田は三ゴロ、2番・長沢は左フライ(レフト鈴木スライディング好捕)。二死から3番・福西がライト線へ綺麗に流し打って両チーム通じての初ヒットで出塁。4番・森下の時に二盗成功も、森下一フライに倒れ得点ならず。稲森得点圏にランナー背負うも危なげなし。
2回 表: SPIRITS5番・藪内(智)は一フライ。6番・野原は捕フライ。7番・鈴木は三遊間を痛烈に抜けるチーム初ヒットで出塁するも、続く8番・西和田は空振り三振に倒れる。森下初安打浴びるもこちらも危なげなし。
裏: バッカーズ先頭の5番・大山は一フライ。6番・後藤は四球で出塁。すかさず走って一死二塁とまたも好機。続く7番・泉森は遊ゴロ、ショートが二走者にタッチするも一塁送球がそれ、バッターランナー二進。8番・平良は投フライに倒れ、バッカーズまたも得点圏生かせず。
3回 表: SPIRITS先頭9番・稲村は遊ゴロ。1番・梅田は左ヒット(三遊間痛烈)で出塁。2番・黒川の時にランナー二盗、黒川は直後に死球、森下初の得点圏で力んだか。一死一二塁で3番・平井は三ゴロ併殺。SPIRITS好機を潰す。森下踏ん張る。
裏: バッカーズ先頭9番・二ノ井は死球で出塁。すかさず走って無死二塁。続く1番・岡田は右ヒットで無死一三塁。岡田もすかさず走って無死二三塁。2番・長沢は敬遠気味の四球で無死満塁。ここで3番・福西は二ゴロ、ホームアウト。一死満塁で4番・森下が左翼線へ痛烈な先制2点タイムリー!5番・大山は死球で再び一死満塁。6番・後藤は一ゴロでホームアウト、二死満塁。7番・泉森は三ゴロで追加点はならず。バッカーズ主砲・森下の殊勲打で2点を先制する。
4回 表: 反撃したいSPIRITSは先頭4番・藪内(浩)は一ゴロ。5番・藪内(智)は遊ゴロ。6番・野原は遊フライに倒れ、三者凡退。森下自身の先制タイムリーで完全復活。
裏: 先制したバッカーズは先頭8番・平良は遊フライ。9番・二ノ井はカーブ空振り三振。1番・岡田は見逃し三振に倒れ三者凡退。廣部も立ち直る。
5回 表: バッカーズはここまで無失点の先発・森下から継投。鋭い直球を投じる本格派・泉森(一)を二番手としてマウンドへ。SPIRITS先頭の7番・鈴木は真っ直ぐを見逃し三振。8番・西和田は死球で出塁。9番・稲村はフルカウントから四球で歩き、一死一二塁。1番・梅田は二ゴロ叩いてランナー生還。2番・黒川は遊ゴロで追加点ならずでこの1点止まりも、SPIRITSが相手の継投を機に反撃開始
裏: ここでSPIRITSも継投。藪内(智)をマウンドへ。バッカーズ先頭の2番・坂本は遊内安打。その後WPで二塁へ。3番・福西は右フライ。ここで先ほど先制打の4番・森下は空振り三振。続く5番・大山は左へ会心のクリーンヒット、バッカーズ追加点かと思われたが、SPIRITSレフト鈴木が矢のような好返球でホームタッチアウト。バッカーズ追加点ならず。
6回 表: ピンチを凌いだSPIRITSは先頭の3番・平井が空振り三振。4番・藪内(浩)が二ゴロ。5番・藪内(智)は左フライで三者凡退。泉森(一)完全に立ち直る
裏: 追加点の欲しいバッカーズは先頭の6番・後藤が四球で出塁。続く7番・泉森(啓)が送って一死二塁とするも、8番・平良、9番・泉森(一)が続けて空振り三振に倒れ、追加点ならず。
7回 表: 2点取らなければならないSPIRITSは先頭の代打・坂口が空振り三振。7番・鈴木は四球で歩き、続く8番・代打内田は空振り三振。9番・稲村は見逃し三振に倒れてゲームセット。

【優勝】 バッカーズ 【準優勝】 SPIRITS




#5・福西監督(バッカーズ):

『初優勝まで長かった。ずっと準優勝だったので、今日は勝てて良かったです。今日は4番の一振りと、いつも5回6回でやられているのでそこでの継投が良い結果に繋がったと思う。継投は初めから決めていました。打線は無死満塁で欲を出したのが今後の課題。今後はまずは連覇を狙う。その後1部に行きたいと思ってます。』

#1・森下投手(バッカーズ):

『今までに来た2度の京セラ決勝に比べて今日のピッチングは良かった。自分のバットで欲しかった先制点も取れたので、その後も気持ち良く投げることが出来ました。次ももう1度2部で優勝して、その後1部でなんとか上位狙えるよう頑張っていきたいです。』

#18・泉森一投手(バッカーズ):

『初優勝めちゃうれしいです。登板直後はやはり緊張したので1点取られたが、球も走っていたので良かった。今日のピッチングは4〜50点、とにかく緊張した。今後は1部で勝てるピッチャーになりたいです。』

#1・稲村監督(SPIRITS):

『今日は細かいミスがあり、点を取られたところも踏ん張り切れなかったが、それなりに引き締まったゲームは出来たと思う。3回に2点取られたところで耐えられなかったのはうちが負けるパターン。5回に1点は返したが、あそこで同点に追いついていれば・・・。バッカーズさんはよく声が出てた。大差でなく1点差で良かったが、次は絶対優勝したい、メンバー全員がそう思ってます。』

#46・藪内智投手(SPIRITS):

『(5回から2番手として登板)無失点で良かったです。京セラのマウンドは固かった。いつもTVで見てる場所で独特の雰囲気を感じることが出来て、良い気分だった。それでもコントロールが売りだったのに四球を出してしまった。投球練習の時からすごく緊張しました。今日は競っての準優勝だったので、絶対に次は優勝したいです。』

#25・鈴木選手(SPIRITS):

『(5回にレフトからの好返球で相手の追加点を阻止)無我夢中で投げたが試合が決まる1点を自分の力で阻止出来て良かった。今日は負けてしまったが、ここまで来れたのは素晴らしいので100点です。序盤3回の攻防でうちには出なかった一本が相手に出たのが今日のポイント。相手チームは、今まで見たチームの中で一番元気があった、全力プレーも見習いたいです。』


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