TOP 大会結果 大会グランド情報 対戦結果報告フォーム 対戦期限延期申請フォーム 登録内容変更申請フォーム
大会記事バックナンバー 大会スケジュール 交流用掲示板 ベースボール・マガジン リンク集 お問い合わせ

4回を投げ1安打無失点と好投した木下藤吉郎先発・平野

Raiders先発・丹野(智)は4回を散発3安打無失点と粘りのピッチング

2回表木下藤吉郎先頭の6番・篠原がレフトへの強烈なツーベースで出塁するも得点ならず

木下藤吉郎2番手・水野は2回を無失点に抑え完封リリーフ

Raiders2番手・沢田は1回をゼロに抑え最後の味方の反撃を待つが・・・


初出場の2011秋予選を7戦全て完封勝利で豪快に突破しここまで駆け上がったRaidersは埼玉県から、出場4年目で悲願のドーム初進出を決め勢いに乗る木下藤吉郎は千葉県からそれぞれ長駆4.14東京ドーム決戦に集結し、関東2部優勝を懸けて激突した。

緊迫の投手戦となった試合は、両チーム揃って終盤5回に継投に出るなど相手の攻撃を見事にかわし合い、結局共に最後まで壮絶にゼロを並べ合ったままゲームセット。事前規定により、後攻の木下藤吉郎が見事初優勝を決めた。





木下藤吉郎の先発は、サイドからしなやかに放る平野。立ち上がり、一死からRaiders2番・若穂囲にセンター前ヒットを許すも、後続を危なげなく打ち取り初回をゼロに抑える。

対するRaidersの先発は、長身から投げ下ろす丹野(智)。初回、二死から木下藤吉郎3番・伊達(博)にレフト線へのヒットをこちらも許し、4番・国吉に四球を与えて二死一二塁のピンチを招くも、こちらも見事後続を断って無失点で切り抜ける。

木下藤吉郎は続く2回、先頭の6番・篠原がレフトへ目の覚める当たりのツーベースヒットを放ち出塁すると、送りバントで一死三塁と絶好の先制機を掴む。しかし丹野の前に後続が立て続けに内野フライに倒れ、結局この回も無得点に終わる。

平野は2回以降Raiders打線に安打を許さず、結局そのまま4回までしなやかに投げ切って2番手・水野にマウンドを譲る。替わった左腕・水野も走者は出すものの相手に点を与えない好投を見せる。

毎回走者を得点圏に進める木下藤吉郎だが、丹野の前に決定打を欠きあと一歩のところでなかなか得点を奪えず。結局Raidersも4回まで高いところから投げ下ろし切った(?)丹野に替え、同じく5回から2番手・沢田に継投すると、こちらも木下藤吉郎打線をゼロで抑えて、味方の最後の攻撃に望みを繋ぐ。

どうしても点の欲しいRaidersは、最終回二死から4番・星野がレフト前ヒットで執念の出塁をするが、水野が落ち着いて後続を打ち取りゲームセット。双方全く譲らぬ息詰まる投手戦の末に、木下藤吉郎が見事関東2部初優勝を手中に収めた。







#30・伊達(義)監督(木下藤吉郎):

『ここに来るまで4年かかった、もう少し早く来たかったです。次は1部でもう一度戻ってこれるように頑張りたい。今日は相手も相当良いチームだったので、僅差になると思った。序盤の一死三塁を取れなかったのがいけなかった。ただ、ウチは投手が良いので、点を取られない自身はありました。(応援者に)予選からいつもずっと応援に来てくれているので、皆を東京ドームに連れて来れて良かったです。また次も頑張ります』

#11・平野投手(木下藤吉郎):

『(今の気持ちは)素直に嬉しいです。(なかなか点が入らなかったが)とにかく辛抱して我慢して投げました。』

#8・持田監督(Raiders):

『楽しかったが、かなり残念です。最初は意外と点が入る試合かと思ったが、皆いつものバッティングが全く出来なかった、力が入っていた。(応援者に)いつもメンバーを支えてくれて(試合に)送り出してもらっているので、御礼を言いたいです。』

#16・丹野(智)投手(Raiders):

『全力を出し切れたので楽しく出来た、とても楽しい試合でした。(なかなか点が入らなかったが)とにかく自分の仕事を全うしたかったので、最低限は出来たと思う。(応援者に)全力のプレーを魅せられたので良かった、有り難う御座いました。』


Copyright(c)GBN Commission All rigthts reserved.
当サイトに掲載される全内容の無断使用・無断転載を禁止します。