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(優勝)T-Five (準優勝)淡麗
T-Five3年ぶり関東王座に輝く!郷野がMVP!
(写真)淡麗打線を打者22人(被安打1、無四球、失点1)に抑える見事なピッチングをしたT-Five郷野投手
千葉から先制のホームまで走り続けた淡麗1番・小安(直)
スラリ長身から快速球を投げ込む淡麗先発・小安(友)
3回T-Fiveの猛攻に遭いマウンドに集まる淡麗ナイン
この日2三振と封じ込められた主砲松岡
京ドームに両雄揃・・・わない!?
まずは3年ぶりに聖地東京ドームに勇姿を見せたT-Five。続いて対する淡麗も千葉から遙々駆け付けて・・・・・ない!淡麗がいない!?待てど暮らせど現れない淡麗。前代未聞の非常事態に顔面蒼白の事務局、一体どうなる!?
きなり淡麗が先制
ナント事故渋滞に巻込まれた淡麗。天に祈り神を信じて待った、すると・・・来た!車を乗り捨て時間ギリギリ遂に淡麗ナインが走って来た!ハァハァ言いながら平謝りの小安(直)代表。彼はそのままハァハァ言いながら1番の打席に立つと、2球目を強振。すると打球はレフトの頭上を越え、小安ハァハァ言いながら二塁上でガッツポーズ!続く2番・市川の二ゴロの間にハァハァ言いながら三進した小安は、更に続く3番・高橋の三ゴロの間にハァハァ言いながら生還!いきなり淡麗が1点を先制した。
回T-Fiveが猛反撃
いきなり先制されたT-Fiveだが、見るからに好投手の淡麗先発・小安(友)に襲いかかり、3回遂に猛反撃に転じる。先頭の9番・大森がエラーで出塁すると、続く1番・雲田の時にエンドラン。雲田見事にライト前にヒットを放ち好機を作る。ここで2番・藤井田が放った打球は、果敢に突っ込んだレフト宮原のグラブを弾き同点!さらに一死二三塁として、ここで打席に4番・嶺井。見るからに凶悪そうなスキンヘッドの巨漢嶺井、迫力満点にフルスイングすると、見てくれと全然違う愛嬌満点の打球が”ふらぁ〜”と上がってセンター前にポトリ。嶺井のこの起死回生の(?)逆転タイムリーでT-Fiveが遂に逆転に成功。さらにこの回、T-Five怒濤の攻めは続き、結局計4点を挙げた。
野の快投劇!
T-Five先発・郷野は3年前同様、実に素晴らしかった。2回以降見事に立ち直り、三者凡退の山を築き倒し・・・と言うか2回から最終7回まで全部三者凡退。もっと言うと、初回の小安以外は淡麗打線をパーフェクトに抑える実に見事な快投劇を演じたのである。
野の怪当劇?
郷野の快投劇の裏で密かに目を引いたのはT-Five大野の怪当劇。この日3たび打席に立った6番・大野だが、ナント3回とも全部死球!体を張って実に怪記録を樹立した大野のまさに”怪当劇”には驚かされた。
-Five3年ぶり2度目の関東制覇
最後は郷野が淡麗4番・松岡を三振に仕留めゲームセット。スコア4−1、実に見事な逆転でT-Fiveが3年ぶり2度目の関東制覇を成し遂げた。
エンドランを決め見事同点のお膳立てをした1番・雲田
逆転タイムリーポテンの嶺井
3年前と変わらぬ快投劇を演じたT-Fiveエース郷野
3死球の怪当劇(?)を演じた大野





インタビューに応じる伊藤監督(左)と郷野投手(右)

2003年東京ドーム決勝戦で桜ヶ丘歯科センター野球部を相手に見せたその強さは、3年の月日を経た今もなお変わらず健在だったT-Five。首都圏屈指の豪腕郷野の快投あり、好機と見るや一気に畳みかける強力打線ありで、これはもう全国大会「GBN DOME FINAL」でも活躍間違いなし。自身初の全国制覇に一気に期待が高まった。

試合後のヒーローインタビューには、伊藤監督と投のヒーロー郷野投手が呼ばれた。

(伊藤監督)「(3回の)1番・雲田のエンドランが大きかった。あれが勝負のポイントだった。郷野が準備段階で調子が良かったので投手戦に持ち込むことを考えていたが、意外に楽な展開にさせてもらって良かった。淡麗は勢いがあって、皆振りが良く、投手も噂通り良い投手だった。過去に中部のTIMEOUTに負けたことがあるので、全国大会で是非リベンジして優勝したい。」

(郷野投手)「初回いきなりガツンと行かれ不安になったが、その後何とか抑えられたので、合格点とは行かないが良かった。全国では良いピッチングをしたい。(試合前)足も手も震えて自分を取り戻すのに精一杯だった。(淡麗打線は)スイングが良くて、いつホームラン打たれるかと不安だった。(目標は)全国大会優勝、頑張ります。」






寸でのところで大戦犯の烙印を押されることを免れた淡麗。大事な日に事故渋滞連発に遭う大不運に見舞われた彼らだったが、ギリギリ時間に間に合う逆に強運ぶりも見せつけたと言えよう。そして試合になると小安ブラザーズを軸に実にハツラツとしたプレーを見せ、たった1試合の合間にすっかり彼らに好印象を抱いた次第である。今回惜しくも敗れたが、試合後「またこの場に帰って来て、今度は是非勝ちたい」と力強いコメントを寄せた小安代表は実に頼もしかった。





見事な快投を披露したT-Five郷野投手(写真中央)が文句なしのMVPに選出された。
そして逆転打を放ったT-Five嶺井選手(写真左)と、特大二塁打を放ち先制のホームを踏んだ淡麗小安直選手(写真右)の両名にそれぞれ敢闘賞が贈られた。


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